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2017年4月23日 (日)

イタリアが自由を取り戻した日

出張でイタリアなのですが、
なんと仕事上の節目が近い来週の月曜火曜と
仕事の相手先が休み。

その理由は火曜日4月25日がイタリアの終戦記念日で、
「解放記念日」としてお祝いの日とのこと。

日本の終戦記念日 8月15日はお盆でもあり、
大概夏休み期間なので休日というわけでもないが
休んでいたりしますけど、
「祝」日という感じの日ではなく黙とうをささげる厳かな一日。

そんな終戦記念日をずーっと思っていた自分にとって、
解放記念日としてお祝いしてしまうのは
さすがラテンの血、と最初思ったのですが、
とんでもない誤解でした。

私が不勉強なだけでしょうけど、
子供のころから歴史の教科書で第二次世界大戦の枢軸国
三国同盟を日独伊で結んで、連合国と対抗した。

その一国であるイタリアなので、
終戦の日は敗戦の日でもあるはずなのに、
お祝いをする背景としては

三国同盟としてナチスと手を結んでいたのは
ファシスト政権であって、国民のほとんどは反政府勢力で
実質占拠していたナチスドイツに対して
抵抗をしていたとのこと。

なので南から徐々にドイツ軍の占領から解放していった
アメリカ軍に対して友好的で、
終戦の日はファシスト政権が倒れ、
国民が自由を取り戻した解放の日でお祝い。

という歴史があるとのこと。

そのさなかでは反政府の国民が一人ナチスを傷つけると
10倍、100倍返しの仕打ちを受けていたり
イタリア人同士がファシスト側と反ファシスト側で傷つけあった
悲しい歴史もあったそうだ。

という話を出張先のイタリア人から聞いて
すごく自分のイタリア感が変わり、
彼らの自由気ままの「自由」の意味がすごく重く思えた。

期せずしてクルマ業界の中でも日独伊の三国は大きな存在。
数ではイタリアは決して大きくないけど、
自動車という人間社会の中でも意味の大きいものに
イタリアがもたらしてきた思想、思いを改めて感じた。
そして戦前戦中からのトッポリーノ、戦後のチンクェチェントが
そんな思いをずーっと受け継ぎ、
今の新しいチンクェチェントにもつながっている気がした。

思わず素敵な出張になってしまった。

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2017年4月 2日 (日)

音声認識?

土曜日の朝、お札を出されて
「細かいのある(komakainoaru)?」
と聞かれた言葉が
「この赤いのある(konoakainoaru)?」
と聞こえて
「え?(オーストラリアじゃないし...)」
と答えに詰まりムッとされたw

人間の音の認識って微小な時間変化も聞き取って、
聞き取れなかった情報を補完しながら
解釈しているのだろうなと感じた土曜朝だった。

子音の立ち上がりと余韻をできないと
言葉の認識に障害が出るんだろうなぁ。
なので、ただゆっくりしゃべってもこの子音認識をしてもらわないと、
母音の連続になって余計わけわかんなくなるのかも。
滑舌の良さとか聞き取りやすいしゃべり方もこれだったりするのかな。
音声認識とか聴覚障害対応の音声プロセッシングの中では
あたりまえの技術なのかもしれないけど。

フランス語の音声認識とかって大変そう...w

音楽に対してもこの時間差認識ってあるんだろうな。
同じ演奏しているつもりでもほんの少しのズレが心地良さに繋がったり、
それがツボにはまらないのでいい感じに聞こえなかったり、
いい感じで倍音が響く楽器だとやっぱりよく聴こえたり。
電子楽器でもこの微小な時間のズレを
たまたま(意図せず)作られた回路が創り出せると
代え難い楽器になるんだろうな。

またAIには創れない世界を見出した気がした。

あ、それを聴く側が感性を失うと意味ない世界だけどwww

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