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2015年9月20日 (日)

エネルギー回生

マーチ号の車検で車を出そうとしたら
エンジンマウントが切れているとのことで
出戻りになりました。(先週)

なので今週末再び入庫です。

そんな連休なので、
思索を記事にしちゃいます。

VolvoがいわゆるKERSを市販車に使おうと
実験を重ねている
とのこと。
Le Mansレーサー用としてはAUDIのe-tronも
GKN製の物
を使っている。

Porscheも918 RSRでコンセプトを出していました。

このフライホイールによるエネルギー蓄積、
運動エネルギーの有無という非常にわかりやすく
損失はフリクション(いろんな形の)と
電気と運動エネルギーの相互変換によるもの
なのでやはりこれもわかりやすいシステム
だと思います。

バッテリーは主に化学反応で行うので、
登場人物が多く、確率論がどうしても出てきます。
登場人物を少なく(単純な系)しようとすると
どうしてもエネルギーを投入して手間をかけて
純度を高めた世界を作らないとならない。

その世界をこの汚れた現実の中で運用しようとすると
どうしてもものすごく隔離した世界を作らないとならない。
また余計な反応を起こさせないために、
管理した環境を準備しないとならない。

そうしてもある程度の確率での可逆反応で、
副反応の確率もゼロにはできない。

そうやってバッテリーは寿命を迎えてしまう。

寿命を迎えたバッテリーを再生するには
また高純度の世界に戻してあげる必要がある。
そのエネルギーをまた投入しないとならないし、
その再生作業は清浄度を管理した
特定の工場なり整った設備の下でしかできない。

なんて考えると、
乱暴な扱いが出来る鉛蓄電池が
妙に偉く思えてくる。
でも重くてエネルギー密度低いから
いわゆるハイブリッドカーには使えないけど。

そこでこのフライホイール回生システム。
高精度に管理して作ったフライホイールを
真空に近い状態とした空間で
超高速回転させるもの。
なので、おそらく必要なメンテナンスは
軸受けの潤滑(これもリニアモーター使えばいい?)
真空の維持
という具合になり、
いわゆる機械的なメンテナンスができれば
結構素人でもできる世界になる。

副反応=損失であり、
構造的な限界はあるものの
基本的に適切なメンテナンスと調整で
限りなく理論値に近い効率に近づけられ
調整でそれを維持することができる。

化学抜きの物理法則のみで処理できる世界。

化学を学んできた物にとってはとても口惜しいけど、
現実世界の汚れと実験室の管理空間の違いを
散々普段の仕事と趣味で味わってきたので
この単純な物理法則だけのON/OFFのほうが
本当に地球には優しい技術のような気がする。

化学はもっと違う形で地球を救わねば。

誘電体を用いたキャパシタという手もあるけど、
誘電体が安定している確率、
不安定なところで起こる副反応
という領域では化学が悪さをし始める。

なので、個人的にはVolvoを応援したい。

そう考えるとゼンマイというのもバカにできない...(^ ^ ?

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