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2013年2月 9日 (土)

Nissan out from DELTAWING project

'12 Le Mansを
個人的にはかなり盛り上げてくれた
NISSAN DELTAWING。

結構突然出てきた話だったので、
何だそりゃ?と思っていたが、
全く新しいコンセプトでの挑戦に
かなりワクワクさせられた。

それがここ数日変化があり、
'13年はMazdaエンジンになりそうとのこと。

本山選手がサルテサーキットのコースサイドで
必死にデルタウィングをピットに戻そうと
孤軍奮闘していた姿が焼き付いているので、
とても惜しい気がする。

このデルタウィングというクルマ、
Ben Bowlbyというレースカーデザイナーが
前輪グリップの為のダウンフォースを生じる
ウィングに疑問を抱いて空力的に挑戦し
開発した車体。
これにより同じ速さを半分の車重、半分の出力
半分のタイヤ、半分のブレーキで実現する
ということが出来る様になるとのこと。

デザインコンセプトに関する記事

最初はIndiCarで走らせようとしたけど
レギュレーションではねられ、
その後走れる場を探したところ、
Le Mansの通常カテゴリーにはマッチしないが、
実験車両のカテゴリー(Garage 56)では
出走可能ということになった。
どうやらその車体が出来たところで、
日産との繋がりが出来た模様。

JUKEの1.6Lをベースにしたエンジンを
過給で武装し、300km/h近い最高速度をマーク。
狙い通りの性能が得られて
Le Mansでは予選でも速さを見せつけ
話題を振りまきながらも
本戦ではトヨタに当てられ、無念のリタイヤ。

その後北米のプチルマンロードアトランタでは
予選でまたぶつけられながらも
本戦で見事に完走したとのこと。

細い車体、最低限の上面投影面積、
それ故得られる省動力での速さ。
肥大化する速さの為のエネルギーに対し、
パワーと容積の比率は同じで、
容積を小さくしただけパワーを少なくしても
行けるじゃん、という証明をした
とても画期的なレーサーだったと思う。

アウディ、トヨタが従来の車体の
総容積の大きさを活かして
ハイブリッド機能を押し込みながら
省燃費を実現していくのに対して、
そもそもの車体見直しで省容積で高効率な空力
小さいパワープラントによる燃費で果敢に挑戦する。

モータースポーツでも環境に配慮が必要となるとき
ハイブリッド以外の挑戦する方向があることを
具現化してくれた革命的な車両であることを
改めて感じてしまった。

S1_16856 (写真はmotorsport.comより引用)

今年のLe Mansも
出来ればNISSANの
ロゴを背負って
信じられない小さなエンジンの下で
走って欲しかったなぁ。

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