東京の交通100年博
水曜日、思い立って午後から
両国の江戸東京博物館に行ってきました。
目的は東京の交通100年博。
別に都電とかに特別な思い入れが
あるわけではないですけど。
でも関東大震災以降に首都東京を
どのように作ろうかと思索を張り巡らせた
後藤新平にはちょっと興味があります。
また鉄道網が整備されまくっていた
戦前から戦後高度経済成長期の日本の
考えて国を作っていこうとしていた志は
触れておきたいと思ったので。
場内は撮影禁止ではありましたが、
首都東京にいろんな資本が鉄路を引き
それを公が束ねたことに始まり、
震災、戦後を経て成長し広がっていく
交通網の姿とその当時の切符などの資料は
なかなか見応えありました。
場外には特別展として
三丁目の夕日の
ロケセット
そのものと
レストアされた
都電車両を展示。
鉄道や交通とは
関係ないですが、
軒に吊るされた
手洗いの水と手ぬぐい
ものすごく懐かしい。
分かる人も少ないかもしれないですが。
併せて、
初期の都電で使われていた
車両を改造して
函館で使われていた
ササラ電車が故郷に帰って
展示されていました。
ササラは電車内部に
搭載されたモーターで
ごついチェーンを介して
駆動されているのが
見えました。
そのモーターを制御する
レジスター群が
車内の一面を占拠している様が
何とも言えずかっこいい。
ササラの制御にも電車の制御器と
同じコントローラーが使われているんですね。
こんなものにしびれられるのも
去年の会社のサークル活動のおかげです。
ちなみに場内の一部には
Nゲージで路面電車を
再現したレイアウトが
展示されています。
これは渋谷駅のガード下を
再現したところで、
上は地下鉄銀座線。
ということは明治通りですかね。
この展示はT-TRAKという規格で作られた
310mm幅×210mm奥行きの
レイアウトブロックを組み合わせ
いろんな景色を一つの大きなループの中で
見られるようにしたものでした。
結構楽しそう。
なかなか楽しめた
特別展示でした。
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