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2010年5月19日 (水)

Tasmania (Mt. Field National Park)

タスマニアの続きです。
タスマニア滞在の3日目、
Targa Tasmaniaの車両がホバートに戻るのが午後のため、
午前中にホバートから行ける範囲の国立公園に行きました。

AJPRのプランでMt. Field National Parkに行って
うっそうとしたシダ林に落ちる滝を見ようと。
車でMt. Fieldを目指して走ります。
Dscn0638 国立公園の中は
ポプラ色づくいい天気。
さわやかな風を感じながら
滝はどこだ?
と探しながら走ります。

でそろそろ着いたかな、滝はどの辺りかな、
と探しているうちに、道はどんどん登っていきます。
前日の天気のせいもあり、道はぬかるみ。
しかも日本の道のように勾配を抑えることも無く
結構な斜度ですので、ちょっとしたぬかるみで
スタックするんじゃないかと怖々と登ろう...

と思ったら現地のレガシーにあおられて
とにかく必死に登りました。

でもいつまでたっても滝は見えない。
しかもどう考えても滝の落差より
遥かに登ってしまっている。
下の方の熱帯雨林の巨木達から
シダ林に変わり、
少しずつ頭上の視界が開けてきたところで
岩山や湖が見え、明らかに目的と異なるところに
来てしまっていることに自信を持てた(涙

こうなったら山頂まで行っちまえと
登り切ったところで突然開ける視界。
Dscn0639
なんとこの辺りの
水源になっている
湿原に到着してしまいました。
ここの標高がどれくらいなのかは
よくわかりませんが、
周りの雰囲気は八甲田の上の湿原という感じ。

Dscn0641 どうやら山頂で
風が吹きすさぶ所なせいか
いわゆる高山の植生で
背の低い樹木だけ。

表に出ても、実際寒い。
ここはさすがに南極に近い
タスマニアなんだなぁと
大げさに感動。

多分場所はこの中央辺り。

大きな地図で見る

標高は1000m行ってなかったのですね。

で、帰り道にやっと周囲をじっくり見る余裕が出来、
Dscn0647
崩壊する岩山を眺められました。
オーストラリア大陸自体が
非常に古い岩石でできているんだなと
改めて実感。
帰り道は滑らさないように
慎重にブレーキをかけながら下ります。

Dscn0650 雨がまた降り出し
路面は更に濡れていきます。
でもとにかく早く下りたかったので
うっそうとした熱帯雨林の
ぬかるみの道を走り抜けます。

下から上まで、
表情の大きく変わる山でした。

無事に駆け下りることができて、
Dscn0651 山道の入口で記念撮影。

とりあえず岩道ではなかったので
Hyundai Getz君頑張りました。
(ホントはよろしくないんですけどね)

この入口が見えたら、
滝は通り過ぎてます(笑

結局Targa Tasmaniaの観戦ポイントに
この後向かうので、
滝は見れずじまいでした。

とはいえこんな世界が?という景色が
連続して変わっていってくれる様は
なかなか楽しいものがありました。

もしも行かれるのでしたら4WDをお勧めします。

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コメント

 充実して走り回ってますね~^^
 あんまり観光とかしないので、人の旅行で旅気分♪です
 この後はタルガの話がまた出てくるんですか?
 わくわくです!

>なみぞぅ
こんばんは〜。ちょっと想定外に走ってしまったのですが(笑
そういってもらえるとうれしいです。

投稿: たけ | 2010年5月20日 (木) 19時03分

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