サントリー白州蒸溜所
朝の雨というか雪というかにはびっくりしましたが、
土曜日ちょっと日本の中の方まで
遊びにいって参りました。
ひさしぶりの
なみゲンです。
行き先がウィスキーの
蒸溜所ですので、
もちろん電車でなのですが、
金曜からの雪のおかげで
木が倒れたとかで中央線が朝不通。
特急が走り始めたという2本目に乗り込み
なんとか予定通りの時間に着きました。
ちょっとドキドキ。
でも白州は、
好天で
しかもちょうど
桜満開の時期。
寒さ様々です。
今日参加したイベントは、
サントリーの
オードブルと楽しむ白州。
水割り、ハイボールと
ウィスキーの楽しみ方を
紹介してくれるサントリーらしいイベント。
たまたま同行者の都合が付かなくなり
私を誘ってくれたという具合でございます。
でも彼がスコッチの世界にハマり込んだのは
英仏出張から帰ってきた私の
「Jonny Walker Blue Labelは素晴らしい」
というところがきっかけだったらしい。
1973年に作られた
白州蒸溜所。
今回のイベントは
その蒸溜所見学から
始まります。
蒸溜所見学は
仕込みから発酵、
そしてポットスチル
による蒸溜行程。
途中、貯蔵樽の
再生行程となる
リチャーの実演を
見たあとに貯蔵庫を
眺めるというもの。
貯蔵庫は猛烈な若いウィスキーの香りに包まれちょっとくらくらです。
その後テイスティングに移ります。
白州の10年、12年、18年
山崎の12年と
チューリップグラスに注がれ
それらの香り、味を楽しみます。
いつもロックかストレートで
楽しんでいるので、
今日はトワイスアップ(水で1:1に割ったもの)を
試してみました。
確かにアルコールの刺々しさが抑えられ
モルトに潜んでいた香りが立ってきます。
それぞれの熟成時の個性、
若々しいフルーティーさ、年月を経ての丸い甘みのある香り
逆に年月を経てのいぶされた深い香り。
蒸溜所の違いによる風味の違いも堪能です。
併設のレストランのシェフが
白州や信州の食材で作った
オードブルとモルトの
マリアージュを楽しむひととき。
白州10年のハイボールと12年の水割りを
自分で作って合わせていただきました。
オードブルは左から反時計回りに
・春の山菜と野菜のマリネ
・鮑の煮貝
・大岩魚の薫製
・合鴨とチーズの自家製薫製
・紅マス薫製の手鞠寿司
・杏のカクテル
と言った具合。
山菜にはウド、たらの芽、ふきのとう、
ふきのとうの個性の強さには
白州18年の強さを当ててみて楽しんだり
手まり寿司のあっさり感を包み込むマスの脂のまろやかさを
10年のハイボールでさわやかに流し込むとか、
薫製の香りの立ちを12年の水割りで程よくなだめたりと
すっかり出来上がりながらも
楽しめたひと時でした。
でもそれだけにとどまらず、お土産物屋さんの奥に有る
テイスティングバーにて
山崎の25年をいただいちゃいました。
この場だからの破格の2300円。
濃厚な力強さのあるという
言葉を体で表した感じの印象。
2時間程度ながら、すごく濃厚な時間を楽しめました。
それにしても
白州の蒸溜所に
足を運んだのは初めてで
うきうき気分もさることながら
南アルプスの天然水の
場所でもありますから
森の管理からしっかりしていることに改めて感動。
人の少ない人の手の入っている森は
きれいでした。
森の恵みを人里に分配し、得られた利で
恵みの森をいたわり続ける。
環境保護と経済活動を上手く繋げているなぁと
ちょっとうれしく思いました。
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コメント
こちらのブログは初コメになります。
白州の蒸留所、自分も去年部活のツーリングで行きました!!
工場の見学コースが無料、しかも終わった後にウイスキーの試飲まで(もちろん呑めませんでしたが)付くという
なかなかの至れり尽くせりな内容で、既に今年は
泊まりがけでここに行くツーリング企画を立てようか・・・などという話も出てます(笑
自分は非常にアルコール弱い方なのですが(;^^
ちなみにその時の記事はこちらhttp://900s4.at.webry.info/200911/article_2.html
>なみぞぅ
こんにちは。コメントありがとうございます。
記事読ませてもらいました。
確かにツーリングで行くのにいい距離、いい景色、楽しい道ですね♪
でもそこまで行ってウィスキーを楽しめないのは私には...(笑
投稿: シモキ | 2010年4月18日 (日) 00時52分