« サニトラ ワイパーブレード交換 | トップページ | レンゲ畑 »

2008年4月16日 (水)

天引き

高齢者医療費の年金からの天引きが始まった。

私もサラリーマンなのでいつの間にかいろんな税金が引かれている。
おかげで個々の税金を自分で計算したり払ったりと面倒な手続きは
要らないということになっている。

ま、国自体が明日を目指して頑張る、
今日より良い明日は、今日頑張れば必ず来る、
だから今日の税金は気にせず、豊かな明日のために仕事に邁進してくれ
預かった税金は豊かな明日に向けて国がしっかりと使わせてもらうから
という配慮だったのだろう。

が、時代は変わっていながら、制度だけ残った。

しかも徴収する側に取っては何よりも便利な制度として。

豊かな明日が夢見られる時代には
ただ前を見てひた走ることが出来たのだろうが、
未来に不透明さを感じざるを得ず、
今日の糧、明日の危機回避のための蓄えを
過剰に個人に強いる政治の下で
ただ搾取だけされると反感だけがたまって行く。

しかも限られた年金収入からだとなおさらか。
頑張りようが無いですからね。

頑張り様と考えると、
アメリカの博物館なんかは
来場の子供に展示物を解説するボランティアを
リタイアしたお年寄りがつとめている。

航空博物館のようなところでは
退役軍人の同窓会のような状態。
みんな生き生きとして説明をしてくれる。
時に長過ぎるけど。

こういうボランティアをポイント化して
箱もの運営の財源から保険料を捻出し
自動的に天引き分を補填するようなシステムなんて
ちょっと考えたらすぐ出来るような気がするのに。

ま、受け皿の博物館、子供に伝えたいものを
大切にしなかった時代が長過ぎたのだろうか。
いろんな産業がいろんな財産を提供して、
それを保存する施設を各地に残し、
リタイアしたプロフェッショナル達が
ボランティアとして地域産業を次世代に残し、
その綿々とつながる産業を地域にとどめることが
出来るのではないだろうか。

きれいな水を求めて諏訪に製糸工場から精密産業が育ったこと
工業用水を求めて琵琶湖畔に家電業界が育ったこと
いろんな産業はその立地のメリットを活かして
根を生やしたはず。
その土地に生まれ育ったことを誇りに思えるような
そんなふれあいを子供に残すことが
必要だったのではないだろうか。

もうそんな余力は地方にないのかもしれないが、
そういう地方の活力に使われるのであれば
その地方を訪れるために消費する燃料への課税も
致し方ないのかもしれない。

とにかくただ道路のための「暫定」と言い続けるのは
もうやめてほしい。
(うちに政権任せたら税金払わなくてよくなるよという感じの
劇薬の乱売もそろそろやめた方がいいと思う)

生き生きとした先代がボランティアで次世代の世話をする国と
現役世代が先代の財布を当てにして限られたパイを分け合う国と
どちらが国家として健康的か。

浅はかな小市民のつぶやきです。

|

« サニトラ ワイパーブレード交換 | トップページ | レンゲ畑 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/163618/40900419

この記事へのトラックバック一覧です: 天引き:

« サニトラ ワイパーブレード交換 | トップページ | レンゲ畑 »