なみゲン 新しいパリを歩く
あんまり観光地域になってませんが、
再開発されたパリも案内してもらいました。
13区というパリでも東の方の地域。
大きな駅としては
リヨンとか、
オステルリッツ駅とか。
この時計はリヨン駅前の物。
ビッグベンみたいっす。
もう少し南に下ったところが
ベルシー公園というところ。
昔セーヌ川の水運で陸揚げされた
ワインを樽ごと蓄えていた
ワインセラーの痕や、
それを運んでいた
鉄道のレールが
そこかしこに残っています。
そういう物を残しながら、
公園としての緑も多く、
一息つくには最適。
公園の真ん中には
ガーデニングのスクールも行われる家。
その家の周りにもレールがあったりします。
この中には種毎にどの季節に蒔けば良いか
ハリネズミはどう対策すれば良いかとか
紹介されてました。
こう同じ公園を作るのでも、
上手く公園の機能と歴史をとけ込ませ
程よく香りが残されている感じが絶妙。
赤れんががちょっと悲しく見えてしまう。
公園からセーヌ川を渡る橋は複雑に凹凸が絡み、斬新なたたずまい。(写し忘れました)
橋を渡った先は再開発された13区。
真新しい建物、様々な産業と居住区を入り組ませた市街地を作ろうとしているとのこと。
家を買おうとするとかなり高いそうです。
ちなみにきれいなガラス張りの
L字型の建物はフランソワ・ミッテラン図書館。
川の向こうのベルシー公園は
昔のワイン貯蔵所、
川のこちら側は小麦や穀物の貯蔵所。
共に役目を終えた後に
過去の遺産が負の遺産となり、
治安も良くなくなってしまったところを
再開発したところ。
昔の建物も再開発を待ちながら
未だに一つ後ろの路地には残っています。
と思ったら少ししたら
低い角度からの太陽が、
きれいな虹を作ってくれました。
植物園を通っていこうと思ったら
ちょうど閉園時間。
ちょっと残念でしたけど。きれいな虹は救いです。
ちなみに背景はバスティーユ広場の方角です。
その植物園の裏にある、
ラ・モスケ。
要はモスクです。
祭壇の方にはさすがに入れませんが、
イスラム文化の香りぷんぷんです。
ミントティーをいただきました。甘いっす。
フランスもアフリカに植民地を持っていたので
イスラム教を引きずって
フランス入りしている人たちもいっぱい。
多彩な一面も見ることができました。
先週日曜一日つきあってくれた友人に感謝。
いろんなパリを眺めることができました。
自転車含めてね♪
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コメント
暫らくご無沙汰しているうちに、”なみゲンちゃんのヨーロッパ奮闘記”に変身していたのですねっ。。。
ヨーロッパの過去の遺産の扱い方はとてもインテリジェンスを感じます。
昔のものを昔の状態で残し公園にするとか・・・
この前、鶴ヶ城に行って来たんですけど、中身は改築され完全な資料館に作り変えられていました。
日本人の文化遺産に対する意識の違いを感じてしまいます。
”昔の物は昔のまま”が良いんですけどね?!
>なみぞぅ
こんにちは。
ヨーロッパも改築しているところはあるんですけど
必要以上にいじっていないというか、
保存しながらアップデートしているというか
上手く使い続けているんですよね。
投稿: 谷やん | 2008年3月17日 (月) 02時20分