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2006年10月 3日 (火)

雨の自転車からつらつらと

先月半ば、
仕事の関係でフランス人としばらく一緒にいました。

彼から見ると日本の交通というのは驚きがいっぱい。
中でも自転車の運行の仕方については
かなり脅威を感じていたようです。

【平気で車道を右側通行する】
これフランスでやったら確実に死ねます。
もしくはかなりの交通事故を引き起こせます。
もっともそういうところをあえて自転車で走らないようですが。

【傘を差しながら片手運転】
目を丸くしてました。サーカスを見るような目で。
(彼がサーカスに行ったところを見たことあるわけではないですが...)
「日本人は中学生の時にこの運転方法を学校で習うんだ」
と冗談で言ったら信じてました。

【歩道を走る自転車】
まぁこれは道交法上一部の歩道に認められているので
日本ではそういう物だと説明しましたが、
日仏では自転車の使い方も大きく違うようですね。

昨今悲惨な交通事故がニュースで取り上げられます。
酔っぱらい運転は論外ですが、
週末朝のニュース関連番組の論調を聞いていると、
ひたすら締め付けるような話ばかりで、
車好きの車乗りとしては未来を悲観してしまいます。

フランス人も納得してましたが、欧米では
・まず「人」と「車」が分離されています
例外はもちろんありますが、車2台がやっとすれ違えるところに路側帯を設けて「一応歩道ね」なんて道の作り方はあり得ません。
・集落は制限速度規制が厳しく、集落外では緩く
制限速度の設定の仕方がとてもわかりやすいです。
日本は集落がずっと続いているっていう言い方もありますが...。
彼の地の警察の取り締まりも集落内でのスピードは「危険だから」取り締まる。
日本では郊外で展望が利いて周りから何も出てくることが無いから安全と思われる道でスピードを出すと傍らに座っている人、その後に警官が出てきますよね。
そんなことより、朝の裏道通勤で住宅街をぶっ飛ばす車を取り締まる方がどれだけみんなが幸せになるか。

無計画な都市拡大、本来の目的を失い一人歩きしている法律、それを逆手に取ってノルマを課しての追加徴税、取り締まりのための取り締まり。

社会としての交通を成立させる義務を果たさずに、利便さだけを求める利用者側にも問題はあるのでしょうが、交通社会の教育を出来る環境を作って来れなかったこの国では、今後も社会として交通が成長していくことを望むのは無理なのでしょうね、きっと。

何でも統制してしまえ、という交通になる前に脱出か?

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