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2006年10月20日 (金)

Driving music〜Slaughter

朝晩の通勤時はラジオというよりお気に入りの音楽をかけてます。
情報より気持ちにあった音楽というところです。

朝はやっぱり多少元気になる音楽をということでi-Podから選ぼうとするのですが、いかんせんほとんどがHard Rock, Heavy Metalなので程よく元気にというところを探すのが難しい。

差し障りの無いコンテンポラリージャズに逃げ込むこともしばしば。

というところで思い出したようにここのところ聞いているのが、Slaughter
1990年にデビューした言い方に依ってはアメリカンパーティーロック。
それだけに底抜けに楽しい気持ちにもさせてくれます。

元々は一時期Ace Frehleyが脱退していた時にKISSのギターを弾いていたVinny wiz Vincentが、KISSを辞めさせられた後に作ったVinny wiz Vincent Invasionの二代目VocalのMark SlaughterとBassのDana Strumが歌を無視して弾きまくるギターソロに嫌気がさして(?)辞めて作ったバンド。(のはず)

Vinny Vincent Invasionもエルム街の悪夢とかに挿入曲を提供していたり結構いい曲もあったんですけどね。でも大学の友人と「このギターソロは(歌にかぶさりすぎてて)ひどい」と大笑いしたこともありました。


デビューアルバム90年発売のStick it to ya。
デビューという割にはメンバーが皆それぞれ結構経歴を積んでいるためか、とてもバンドとしてまとまりがあると思います。楽曲もヘヴィーながらキャッチーなフレーズ、リフ有り、またなんでシングルチャートに上らなかったのかなと思うバラードの"Fly to the Angels"、ボーナストラック前の"Loaded Gun"に達する頃にはレブリミットぎりぎりまで引っ張ったろうという気持ちになったりして。

2ndアルバムのThe Wild Life。(92年)
しかしこの70円というプライスは何物?まぁそれはいいとして、これもバリエーション豊富な楽曲で楽しめます。底抜けな明るさはそのままで、ちょっとブルージーなお遊びも混ざっていたりして。明るさと疾走感のある曲に挟まれるからバラードの"Days gone by"が活きます。
この頃のミュージシャンってアルバム全体を通しての抑揚を美味く作っていると思うんですがいかがでしょう?CD世代で簡単にとびとびに再生をするようになり、iTune世代になると一曲ずつ聞くことが当たり前かもしれませんが、レコードで音楽に親しみ始めた自分としてはこの流れっていうのもすっごく大切。この曲の後でこう来るかぁという感じ、背筋に寒気が来るつながりって...一曲ずつだと味わえません!


'95年発売Fear No Evil。個人的には調子がいい時も気が滅入っている時でも聴く気になる一枚選べと言われたらこのアルバム。アルバム全体を通しての考えられた展開、熱くなった気持ちを程よく抑える"It'll Be Alright", "Yesterday's gone"の2曲。この人たちのバラードと言うかトーンの静かな曲は他のいわゆる売れ線狙いとは一線を画してただ甘ったるいだけではなく、歌の内容も「がんばろっ!」って言う感じなので、10年も経ったいまでも楽しんで聴けるのかも。(だから馬鹿みたいに売れることが無かったのかも)

その後'97年にRevolutionを出したのち、オリジナルメンバーのギタリストTim Kellyが交通事故で他界。


'99年に新ギタリストBlandoを迎えBack to Realityを発表したのがアルバムとしては最後。Slaughterは今でも時々コンサートをやっているようですが、アルバムに向けた活動は無いようです。

Mark SlaughterとDana Strumはトリビュート物の企画にはちらほら参加して昔ながらのプレイを聴かせてくれてます。

最近の怒りをあらわにしたアメリカのH/Mに疲れたり、ヨーロッパのH/Mの様式と堅苦しさが煩わしく感じたらお勧めの良き日の能天気なアメリカンH/Mです。(でした。という方がいいかなぁ、RevolutionとBack to Realityはちょっとダークなところが見受けられるから)

そう考えると、こういう音楽でも時代を切り取っているんですね。

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