かみさんが伊勢丹好きなので、
毎月伊勢丹からの通信が届く。
今月の18日から24日まで
メンズ館のある新宿店で
<パネライ>タイム&スペース
〜ガリレオに捧ぐ〜
というイベントがあるとのこと。
そこで先行発売される
ラストロノモ・ルミノール1950トゥールビヨンイクニエーションオブタイムチタニオ50MM
という時計、
背面に星座が描かれている。
おそらくは時と共に回る天体表示。
でも天体表示だけを比較すると
シチズンのASTRODEAの方が病的に凝っている。
時計としても銘板を時針と合わせてゆっくりと回す
これまた病的な構造。
なのにとてもリーズナブルな価格で
世に出てきてくれたのは日本製さまさま。
PANERAIの50MMの約1/500の値段ですからね。
工芸品としてのアプローチをしている
CAMPANOLA
Cosmosignでも約1/60。
方や廉価なクォーツのムーブメント、
方やトゥールビヨンなので、腕時計としては
比較すること自体失礼なのかもしれませんが、
腕時計の価値というのはとても奥が深い。
病的に天体表示が正確であることの追求自体の価値を
理解してくれる人がそれほどいない
ということなのかも知れませんが、
このシチズンの天体時計は一人の従業員の方の
経歴から社内ベンチャーへと発展している。
(アストロデア開発秘話)
従業員の趣味から、唯一無二、
技術的且つ学術的に他の追随を許さない製品を
作り出せたのは日本という国だったからかもしれない。
一人一人の趣味に持ち前の技術を合わせる、
分野を跨がったコラボレーションが可能な土壌が
日本のものづくりの一つの優れていたところ。
なんて思ったりしながら
人材の絶対量の多い中国、インド、
国として業界を越えたコラボレーションを
戦略的にしているであろう韓国、
目の肥えたインキュベーターが多いだろう米国、
に対して個人、個企業だけの日本。
(逆に国が寄生虫になっているようにも思える)
アドバンテージはどんどん薄れているんだろうな。
永く続く時と、終りの近い時の両方を見た気がした。
最近のコメント